海外口座Q&A & その他 Q&Aの件につきまして
...2005/02/24(Thu) 15:14:36...
【ご質問1】### その1 [海外口座] ここ1, 2年前から、海外口座の話を良く聞くようになりました。 場所としては、香港・スイス・ケイマン等の数箇所が挙げられています。 その中で、プライベートバンクを利用できる富裕層にしか縁がないと思われていたスイスでも、極一部の一般銀行のようですが一般の方々に対してもちゃんと口座を開けると聞きます。 「日本の銀行 と スイスの銀行のどちらが信用できるか?」と考えれば、どう考えても後者です。 このご時世の中で、大した資産を持たない一般の方々が「先行きが全く見えないので、資産を増やす前に何が何でも減らしたくない」ということで スイスにお金を避難させておくのは過剰な行動なのでしょうか?
≪ご返答1≫ よくプライベートバンクをご希望になられる方が多いですが、プライベートバンクの基本は≪資産家≫が対象なのです。 通常100万ドル(1億円以上)の資金を預け、それを運用して貰ったり、資産を保全して貰うものなのです。 中には最低金額を1,000万ドル(10億円)以上としているプライベートバンクもあります。 このプライベートバンクの良い・悪い点ですが、まず悪い点から言いますと、全てを任す以上、口座担当者が自分勝手に代理権をつけ、口座から無断で資金を引き出される事もありえるということです。 そこまで担当者を信用できるかと言うことがあります。 プライベートバンクーはいわば、執事のような存在であり、口座を保有している人に成り代わって何でもする・出来る人なのです。 お互いの<信頼関係>が基本であり、これが希薄の関係では、口座を持つことは非常に危険だと言えます。 電話一本、ファックスだけで送金依頼が出来るのがプライベートバンクであり、プライベートバンカーは何でも出来る存在であるということをお分かりになり、口座を開設されることをお勧めします。
【ご質問2】### その2 [海外口座] 海外口座にお金を置いていても、一定額以上の収益を得たら日本の税務署に税金を納める必要があるので、税務当局には海外資産についても筒抜けと思われます。 何よりも通達1本でどうにでも実現されてしまうので、当局がその気になれば海外に置いていても結局は当局に召し上げられてしまうのではないでしょうか? 要するに、海外に移民でもしない限りは、何をしても無駄なのでは?
≪ご返答2≫ 海外に資産を移すという意味には2つの理由があり、税務上の課税忌避という観点では全く意味を持ちません。 この点では、仰るとおりです。 ただ、もう一つの理由である【円資産からの逃避】では、意味を持ちます。 全ての資産を世界でも最も財政状態の悪い≪円≫から、世界どこでも通用する≪ドル≫に移転させることで、日本が財政破綻を起こした際に、≪ドル≫で保全した資産が生きることになるからです。 日本の銀行での≪外貨預金・MMF≫などは、全て円資産であり、払い戻しも基本は円であり、【円資産からの逃避】には全くなっておりませんが、海外の銀行に預けています預金は、例えば米国であれば、米銀の預金であり、払い出しは<ドル>で行われます。
円で保全するか、ドルで保全するか。 この違いと言えます。
【ご質問3】### その3 [海外口座] 海外送金に関する税務当局のチェックがどんどん厳しくなっているという話を聞きます。 現在の国家財政状況からして、海外送金自体が事実上不可能にな 確率はどの程度と予測されるでしょうか?
≪ご返答3≫ 顧客の方にはお知らせしていますが、≪ブッシュ・グリーンスパンショック≫が起こり、ニューヨークダウの暴落から世界の金融市場が混乱すれば、即日外貨交換は停止されることになると思っております。 その時期は、米国の“異常な”金利が鍵を握っています。
【ご質問4】### その4 [その他] 率直に質問します。 トヨタ自動車やキャノン等の国際優良企業が本社を海外に移す確率はどの程度と予測されるでしょうか? 「会社の利益」を考えれば、この国に本社を置き続ける強い理由が見つかりません。
≪ご返答4≫ 例えば、トヨタなどは、すでに海外で稼いだドル・ユーロは日本に持ち込まず、現地で運用・保全しています。 HOYAは、オランダに金融担当重役を置き、日本ではなく外国で資金管理を行っており、しかも、これら超優良企業はいつでも、本社機能を日本から海外に移転させることが出来る体制になっています。 ソニーも、取締役会をニューヨーク等で行うことが恒例化しているところもあります。 日本から脱出できるところは、すでにその日に備えて準備は完了しているといえます。
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