外国債につきまして
...2005/11/21(Mon) 12:32:34...
【ご質問】 いつも興味深く読ませて頂いております。そして真剣に考えなくてはならないと感じております。 円については不安があったので、豪ドル、米ドル、カナダドルなどのソブリン債をもっています。まったくの余裕資金ではないので利息を有効に使いたいと思いそのような形にしています。 円の価値が非常に小さくなってしまったときに、現在持っている外債は外貨MMFなどに変えて海外に送金するなどの手段は可能でしょうか?また現在のような形では資産が守られているとはとても言いがたいのでしょううか?教えてください、よろしくお願いします。
<ご返答> まず、円が不安ということで(グローバル)ソブリン投信にされているわけですが、これは厳密に言えば<株式投信>と同じ扱いであり、基本的には円で計算され円で償還されます。 即ち、日本政府が破綻し、円が無価値になった場合には、即、解約が出来ず事実上無価値になると見て間違いないのです。 実際には政府税調会長が述べていますように今後【資産課税】が発動されますから、グローバルソブリン債等も日本国内の預金と同じ課税をされますから、事実上、資産防衛という観点からは意味をなさないことになるのです。
本当の意味で守られる外貨建て資産と言えるのは、<外国に開設した口座>や<ドル現金>、弊社がお奨めしています<稀少金貨>や<海外の美術品>、日本では売っていないような<最高級の宝石>と言った現物だけです。
※海外口座も補足されていれば、財産課税の対象になりますから、この点では意味をなしませんが、すべてを守ることは不可能であり、守るべき資産と捨てる資産に別けて考える必要があります。
日本で開設した外貨建て口座は、円資産と同じことになるのです。 この点を多くの一般の方が思い違いをされているのですが、資産家はこの点を理解し、海外に口座を保有されて、日本に“根”がある口座には殆ど資産を保有していない形にされています。 そして、バランスよく分散投資をされています。 金融資産、現物資産等をバランスよく分配されて保有され、いつ何時何が起こっても大丈夫なように対処されているのです。 危機は突然訪れますが、地震対策と同じく、準備は出来ます。 ロシア危機、アルゼンチン危機の際、危機対応用として一般国民が保有していました国内の外貨預金等は全て国内預金と同じ扱いを受けましたが、多くの資産家は、海外口座を保有し、そこに資金を移していたために無傷でその後その資金を取り崩して膨大な資産を構築しています。
以上、ご返答とさせて頂きました。ご参考になさってください。
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