預金封鎖後の長期国債の金利につい て
...2003/04/08(Tue) 16:52:00...
【ご質問】(2002/12/19) 預金封鎖後の長期国債の金利について
【ご返答】 預金封鎖になった場合(現在では、更に一歩進み、金融封鎖が現実味を帯びてきていますが)、金利は、暴騰することになります。
御指摘の『封鎖された預金が、国債の償還に当てられる」と考えた場合、封鎖後の金利は上昇しないと考えられます。』ですが、これは、全く間違った見方になります。
その理由は、政府に搾取された金額では、全額国債償還には回せないからです。
一般には、国民は、1400兆円の金融資産を持っているとされていますが、これの内訳は、誰も掌握していません。
先般発表になりました日銀統計では、国民の金融資産(現預金)は、750兆円ほどであり、これから、借金を引けば実質ベースの国民預金は400兆円前後と推計されています。
これで、政府・地方あわせました700兆円もの借金、特殊法人の抱えます借金180兆円、銀行が抱えます不良債権額100兆円、これを足すだけで、980兆円にも達するのです。
この1,000兆円にも達する借金は、国民が持っています現預金全てを充てましても、足らない事態に陥っているのです。
国民の円資産全額に50%課税をしましても、精々700兆円ほどであり、まだ足りませんし、これには、生命保険・株券も入っていますから、事実上不可能な話なのです。
現実的には、
1)現預金(750兆円)に対して、50%課税を行い、370兆円を徴収 2)株式・不動産に対して、5%課税を行い、50兆円を徴収 3)金(ゴールド)売却の際、50%課税を行う 4)生保の解約返戻金に対して、50%課税を行う
以上の方策を取りましても、精々500兆円ほどの収入であり、まだ、500兆円不足しているのです。
これで、お分かり頂けたと思いますが、預金・金融封鎖が起これば、日本の金利は暴騰し、円・株式は暴落しますから、国民生活は徹底的に破壊され、住宅ローンを抱えている方は、その多くは、破産することになると思います。
このような中で、ドル資産を構築された方は、仮に円建てで借金がありましても、暴騰したドルを取り崩し、返済にまわせば、十分おつりがくることになります。
ここでいわば下克上が起こると思っています。
一歩先をみて海外に資産を疎開させた方は、今後どのような事態が起こりましても、十分対応が出来ていますので、一気に資産家の仲間入りを果たし、円資産だけを持っている方は、没落していくことになると思います。
今起こっています現象は、通常の経済危機ではなく、世界恐慌への入り口にたっていると見て間違いなく、もし、そうであるのなら、日本は、まず、存亡の危機に立っていることになるのです。
すなわち、≪円≫の無価値化です。 円建てで、いくら儲けようが、いくら財産があろうが、全く意味を持たないことになるのです。
今後、起こりますことは、日本国民にとり、悪夢のような事態ですが、もはやこれを避ける手段はなく、そして、その時期は、刻一刻と迫っていると言っても過言ではないと思っています。
今までよくもったものだと思っているほどであり、いつ、円が崩壊しても不思議ではありません。
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