マンション価格につきまして
...2003/04/08(Tue) 16:58:59...
【ご質問】(2002/12/23) 最近不良債権処理でまとまった土地が出てくるからでしょうか、かなり大きなマンションがつぎつぎに建築されています。 3年ほど前に建てられた高層マンションなど今になっても半分も埋まっていないのではないでしょうか。夜になっても部屋の明かりがまばらです。明らかに供給過剰になると思うのですが。 そこでお聞きしたいのですが、マンション価格の暴落はあるのでしょうかまた、底値で買った場合。投資としては、どうなのでしょうか。
≪ご返答≫ 私は、一貫して不動産は買ってはいけないとしてきており、そのスタンスは今でも全く変わっていません。 むしろ、更に状況は悪化していくと思っています。
不動産価格が上がるには、まず、需要が増える必要があります。 そして、この需要ですが、今後急減することになります。
現在の24歳以下の若者の失業率は9%近くになっており、この数字は今後も拡大していきます。 この数年間でおそらく15%〜20%まで拡大していくと思います。
彼らは、今後のマンション・家需要を担う新需要層であり、彼らの20%近くが失業している中にあり、果たして、需要があるでしょうか? また、正社員ではない若者の比率も10%を超えており、失業率20%+フリーター率10%、あわせて30%もの新需要層がいないという状態になるのです。
また、日本は家は余っており、そこに、新規供給が止まらないという、いわば、異常な事態となっているのです。 更に、今日本人の給料が世界標準まで引き下げられようとしており、私が述べてきました平均30%の生活水準引き下げも、強制的に現実化してきています。 このような中にあり、今まで住宅ローンを組んできたサラリーマン層が給料・ボーナスの削減で、ローンの支払いに困り、破産する事例が多く出てきています。 そして、競売になるマンションが多く出てきており、これは、更に不動産価格の下落を招きます。 いわば、≪負の連鎖≫が起こることになります。 今後、不動産価格は、平均して50%以上下落していきますから、個人が底と思っても、とんでもない高値で買ったことになります。 ただ、もし実質利回りが15%を超え、管理もしっかりしており、築10年以内であれば、手を出してもよいかも知れませんが・・・。
一つ言えますことは、個人が不動産に手を出し、成功した事例は、殆どありません。 儲けるのは、業者だけだということを、肝に銘じた方がよいと思います。
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