2003年8月1日号
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5.急騰しはじめた金利と金融市場
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米国の10年国債金利が4.44%にまで急上昇し(7月29日)、5%も近いと一部で言われるようになってきています。
強気の専門家は、つい先日までは3%割れもあると言っていましたが・・・。
今、金融市場では一体何が起こっているのでしょうか?
既報の<住宅貸付公社>の不正経理疑惑については、FRBは一切口をつぐんでおり、議会も“だんまり”を決め込んでいます。
この“だんまり”が、市場を深層から見る専門家からすれば、『恐怖の黙示』に見えるのです。
日本でも10年国債が0.4%台から一気に1.4%にまで暴騰したように、市場の破壊は一気に進みます。
今回の激変で、金融機関のリスク許容度は極端に落ち込んでおり、今後保有する米国債や株式を、価格に関係なく投売りせざるを得ない事態に追い込まれます。
日本としては、世界中に160兆円を越える債券を保有しており、これが投売りされれば、一体どのような事態が起こるでしょうか?
米国債市場はまだ規模が大きいですから、価格は暴落するだけで済みますが、市場が薄い<ユーロ市場>、ほぼ日本人しか購入していない<ニュージーランド・オーストラリア国債市場>では、値が付かないという事態もありえるのです。
日本人が世界の金融市場を崩壊させた、という汚名を着せられる事になりかねないのです。
今後、8月末に向けて、国債・為替市場は、大激動することになりますが、この激動の行き着く先は、≪悲劇≫しかないと思います。
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