Vol.20 Oct/ 1/2005


3.忘れかけている言葉:『ありがとう』


今、日本人はこの『ありがとう』という言葉を忘れかけているのではないでしょうか?
国内出張ではスーパーシートを使う機会が多いのですが、アテンダントの方が色々なサービスをしてくれます。

この際、殆どの日本人は何もしゃべらずに当然という顔をしてそのサービスを受けており、風格からしてどこかの大きな会社の社長か重役の方かも知れませんが、口も開くのもおっくうという顔をしてそのサービスを受けている年配の方がほとんどなのです。

なぜ、『ありがとう』という言葉が出ないのでしょうか?
勿論、彼女達は与えられた仕事をしたわけであり、何ら感謝される筋合いではないかも知れませんが、それでも昔の日本人の間では、何かサービスを受けた場合、必ず『ありがとう』という言葉があったはずなのです。

『ありがとう』、『どういたしまして』
これほど気持ちよい言葉のラリーはないはずです。

今若者が社会を荒廃させていると言われていますが、本当は多くの年配の方がその荒廃した社会の<基礎>を作っているということを分かっていません。子供達の荒廃、親の荒廃、学校の退廃、社会の退廃。
全て言葉が荒れてきて起こっています。

もう一度、この『ありがとう』、『どういたしまして』という言葉のラリーを社会で復活させ、古きよき時代の日本人を作るべきだと言えます。
勿論、この【ありがとう・どういたしまして】が復活したからと言って即、社会・学校がよくなるわけではありませんが、それでも第一歩にはなります。




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