Vol.32 Apr/ 1/2006


7.トピックス


(1)北方領土に韓国企業進出

ロシア・サハリン州のマラホフ知事は、北方領土に韓国企業と合弁で養魚場経営の話し合いを行っていると発表していますが、これが落ちた日本の“力”なのです。力を持っていた日本なら、このようなことはあり得なかったはずです。
日本固有の領土という叫びが虚しく響くことになるかも知れません・・・。
何せ、竹島問題にしろ、中国との油田開発問題にしろ、尖閣諸島の問題にしろ、何一つ自分の領土を守れない・解決できない日本をアジアの周りの国は、日本なんか怖くないと思い始めているのです。
それどころか、日本を侵略する絶好のチャンスとすら思っている筈です。
気がつけば、北海道はロシアに、沖縄・九州は中国・韓国に取られていたとなるかも知れません・・・。

(2)気がつけば・・・

日本の割り箸輸入が99%中国産に切り替わっており、この中国産割り箸がいまや危機を迎えているとは大方の日本人は知りません。(日本の割り箸の年間需要は240億膳となっており、輸入比率は90%を越えているのです。20年前は輸入比率も40%ほどであり、輸入先もインドネシア・フィリピン等に分散されていたのです)
そして、昨年末から中国は、割り箸の大幅な値上げを要求してきているのです。
昨年12月に約30%引き上げ、この3月から更に15〜45%もの引き上げを要求しているのです。今回の2段階値上げで値上げ幅が50%を越える大幅なものです。
中国は過去対日価格を引き下げ、この値下げにつられて日本の輸入割り箸のシェア100%を確保しましたが、それを待って一気に値上げを求めてきているのです。しかも、値上げを飲まなければ輸出はしない、とも。
ここに中国側の見事な戦略と日本側の場当たり的な対応があります。
一箇所に購入先を集中させればどのようなリスクがあるか、誰も考えていなかったのです。
企業も官僚も『安く買えるのであれば構わない』と。
輸入に頼るということが如何に不安定で危険であるということを今回の割り箸問題が惹起させてくれていますが、果たしてこれが他山の石になるかどうか・・・。
気がつけば日本に何も入らないということになるかも知れません。

(3)努力してないわけではない・・・

『(成功例を示して)頑張ってといわれたらその通り。努力しなかったやつが悪い。だけど、みんな、努力しないわけではないんだよ』(秋田商工会議所副会長)
今の格差社会は、異常な姿に向かい始めています。
<勝ち組>に入らなかった地方の<負け組>が努力をあきらめ、益々落ち込み始めているのです。そして、もはや努力をしても無駄だと思い始めているのです。
今後、地方が益々忘れられ、廃れ、社会が維持できなくなっていくことになるはずです。
それが結果として地方の荒廃を招き、それが日本社会の崩壊を招くことを・・・。

(4)格差の実態

+20.6% : 従業員51人以上の企業
− 6.6% : 従業員50〜21人
−15.9% : 従業員20〜6人
−54.2% ; 従業員5人以下の企業

これは、中小企業庁が発表しました中小企業の規模別経常利益です。
51人以上の中堅企業は20%を超える経常利益増をあげていますが、それ以下の企業では規模が小さくなるに従って経常利益は大きく減少しているのです。※2005年中小企業実態調査:調査対象 4万6,000社回答

これほどまでに、格差が明らかになったことはありません。
この格差は社会にとり必要だというのが政権の判断ですが、さて、どのような社会が本当に国民を幸せにする社会なのでしょうか・・・。



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