(1)自動車メーカーの好決算と自動車販売の減少
今、日本国内の自動車市場は、新車は30年前の水準にまで減少してきておりますが、今回明らかになりましたのは、中古車販売台数の減少です。
右記のグラフ4-1をご覧下さい。
年々漸減してきているのがお分かり頂けると思います。
新車も不振、中古車も不振となっているもので、それでも国内自動車メーカーはわが世の春を謳歌しています。
その理由は? 輸出の好調です。日本の自動車メーカーはいまや海外市場が無ければ利益が出ない仕組みになっており、特に円安での為替差益は膨大な金額に上ります。しかしながらこれでは健全とはいえません。
輸出、即ち海外市場で売れなくなれば膨大な在庫が積みあがり、そこに円高が襲えば、たとえトヨタと言えでも赤字に転落する可能性すらあるのです。
米国の経済・景気は住宅バブルの崩壊で後退期に入ってきているとも言える状況になりつつあり、これが株暴落につながれば米国経済は一気に冷え込み、とても新車などと言えなくなり、日本の自動車メーカーにとり最大の収益先を失うことになるのです。
国内市場が減り続ける中、日本の自動車メーカーの土台が揺らぎ始めているとも言えるのではないでしょうか?
(2)中国人による窃盗が急増?
今、日本国内で、ステンレス製・銅製品の盗難が激増してきていますが、この犯罪数に比例するかのように<中国向けステンレスくずの輸出量>が激増してきているのです。
お寺の銅製の屋根がはがされたり、ケーブル用の銅線が盗まれたり、お墓のお線香置きが盗まれたりしていますが、これら盗まれた殆どのものが<中国>に輸出されているのかも知れません。この背後には日本人窃盗団がいるのか、中国人窃盗団がいるのか分かりませんが、気がつけば日本の銅製の仏像までもが溶かされて中国に輸出されていたということになるかも知れません。
この手の犯罪を防ぐには、銅やニッケル価格の暴落を待つしか手はないのでしょうか?
(3)ここまで落ちたモラル
沖縄県宜野湾市民図書館で“消えた”図書がこの13年間で2万5,674冊(年間約2,000冊)にも上ることが明らかになり、悪質な事例では窓から投げ落として盗んでいる事例もあると報じられており、市の被害総額は3,300万円に上るとされています。
中には古本屋で売られていた蔵書もあるようで、市民の図書館が泥棒たちの“稼ぎ”の場になってきているのです。
泥棒までいかなくても雑誌の写真を切り取ったり、ボールペンで線を引いたりする事例もあとを絶たないようで、仮にこのような者を見つけ注意しましてもこのように言い返すだけでしょう。『で、何が悪いの?』と。
また、同図書館では、貸し出し期限を過ぎて返却されない図書も現在1,000冊以上あるとされており、これは他の図書館も同様なようで、沖縄県立図書館は614冊、那覇市立図書が2,414冊、浦添市立図書館は959冊が紛失しているとされており、盗難防止ゲートを設置する名護市立図書館でも379冊が行方不明になっているのです。
ここでは沖縄県の問題を取り上げましたが公表されていないだけで、日本国中のどの図書館でも同じような事例があるはずです。
日本人のモラルがここまで落ちてきたとも言える事例ですが、今後、税金で図書館を運営するのが無理になるかも知れません。
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