Vol.54 Mar/ 1/2007


5.突然動き出す稀少コイン


稀少金貨・銀貨】への投資は長期的スタンスでしかお奨めしておりませんが、下記のグラフ5-1をご覧頂けましたら、その理由がよくお分かり頂けると思います。

これは、投資用コインではなく、コレクター用のコイン(1セント 1796年〜1807年)のMS64とMS63の価格グラフですが、例えば、<MS64>では、1989年に$4,000から$12,000まで3倍化した後、お決まりの“冬眠”に入り、$6,000位でずっと安定していたのです。
それが1998年に少し起き上がり、2005年から活発な取引で再度$12,000の史上最高値にまで上昇してきているのです。
この動きを解説しますと、1989年にバブルが発生し<一年間で3倍化>するという暴騰相場を演じたわけであり、ここでは一旦売りになります。
余りにも行き過ぎているからです。

その後、8年間ほどずっと$6,000で安定していたわけであり、この間買った人は全く動かなかったことになるのです。
ところが1999年に突然$2,000(率にして30%)上昇し、そしてその6年後には再度上昇し、2年掛けてほぼ2倍化したのです。
このようなグレードの低い、コレクターズコインでも、10年、15年単位でみれば、2倍化することはざらにあるのです。
ましてや、投資グレードの【稀少金貨・銀貨】では、5年、10年、20年で数倍〜数十倍にまでなっている事例が多くあります。

短期は損気という投資の王道が稀少金貨投資ではまさに見られるのです。



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