一般マスコミでは、中国株の急騰・中国の発展しか報道されていませんが、中国社会の実態は我々が想像する以上にひどい状態にあります。
ここでは4例を挙げてみましたが、この4例を見られ皆さんはどのように考えられるでしょうか?
<事例1>
北京では今恐ろしい事態が進みつつあります。
水道水から写真2-1のようなミミズのような寄生虫なような虫が大量に出てきているのです。
(5月9日配信:Record China)
≪報道内容≫ 2007年5月8日、北京市朝陽区の住宅で水道水に虫が混入していたことがわかった。住民が水道の蛇口をひねったところ、水の中に細長い虫が3匹入っていた。別の住民によると、多いときには1,000匹近くいたこともあったという。原因はわかっていない。
この水問題につき、朝日新聞では、【北京目標、飲める水道整備進む】と報じ、以下のように報じています。
『水道水は元々の水質自体には問題はないものの、家庭などに運ばれる間に“汚染”され、直接飲むのには適さない』と北京市水務部副局長言明。
『北京では市民も市販のペットボトル入りの水を飲んでいるのが現状』
『オリンピックまでには<五輪公園>地区では水道から直接飲めるように整備する』
現在、北京市内での飲食店では上記のような虫入り水で料理が作られたり、氷の製造や食器等の洗いが行われているようであり、夏場などは感染症が蔓延するかも知れません。
これでまともなオリンピックが出来るでしょうか?
中国政府は株だけを上げておけばそれで良いということかも知れませんが、以下のような被害が出てきている今、世界は中国製品に警戒しておくべきだとも言えます。
<事例2>中国製薬の原料に毒物 (5月10日付け朝日新聞報道)
5月8日、中国外務省はパナマ向けに輸出された薬用甘味料のグリセリンと米国とカナダに輸出されたペットフードに毒性物質が混入していたと発表し、NYタイムズ紙はすでにパナマでは100人が死亡(最大では365人の死亡)していると報じています。
この件では、中国外務省副報道官は、事実関係を認め、『グリセリンに混ぜて医薬品には使用できない化学薬品(ジエチレングリコール)が使われたと認めていますが、なぜこの化学薬品が使われたといいますと、格段に安いからだとされています。
安全など省みず、ただ儲ければ良いとした中国人経営者がいたということなのです。
誰も風邪薬の原料に毒物が入っているとは思っても見なかったのかも知れませんが、パナマ政府の依頼で米国食品医薬局が調査したところ、このジエチレングリコールが検出され、中国政府も認めざるを得なかったものです。
NYタイムズ紙は、製造者が特定出来なかった<有毒甘味料>による被害が過去にハイチ・バングラディッシュ・アルゼンチン・ナイジェリア・インドでも起こっているとし、中国企業の関与が疑われているとも報じています。
<事例3>メラニンを含む飼料で育った豚・鶏肉は人体への影響は軽微
中国製ペットフードに有機化合物である<メラニン>が含まれ、数百匹の犬・猫が死んでいる事件が発覚していますが、これは中国国家品質監督検査検疫総局も認めています。
と、同時に米国政府は<メラニン>を含む飼料で育った豚や鶏肉を食べても人間への健康に害が及ぶ恐れは『非常に小さい』と発表していますが、この発表を見て、唖然とされた方も多いと思います。何故なら、事は、中国製ペットフードという次元から家畜へ広がっているからです。この<メラニン>は、中国から輸入された小麦・米に混入されていたのですが、カナダのペットフードメーカー等がこれを家畜用に転用していたことが分かったために大騒動に発展したのです。
とりあえず、アメリカ政府はこの問題に【蓋】をした格好になっていますが、今後は米中間のそれは見事な丁々発止の外交交渉が見られるかも知れません。
<事例4>給料に偽札支給?
広東省仏山市の順徳区にある染物工場で作業員約20人に支給された4月分の給料が偽札だったことが判明し、作業員が会社側に抗議したところ、逆に解雇処分となった。(10日付広州日報)
事件が発覚したのは作業員2人が紙幣が偽物ではないかと気づいたため。近くのスーパーマーケットにある検査機でチェックしたところ、偽札と判明した。2人が仲間に伝えたところ約20人が偽札を支給されていたことが分かった。作業員らの抗議に会社側は「銀行のミスだ。本当の紙幣と交換するかどうかは銀行と交渉して決める」と回答、作業員に現場に戻るよう命じた。怒った作業員は就業を拒否したが、会社側は「職務放棄」を口実に解雇を言い渡した。近所で工場を営む男性が騒ぎの一部始終を目撃し、警察に通報した。この男性によると、同工場で偽札が作業員に支給されたのは今回が初めてではないという。同工場は広州日報の取材に対して「我々も被害者だ」と釈明した。
この偽札騒動で驚くべき事実が明らかにされています。
それは、田舎のスーパーマーケットに偽札検査機があるということです。
米国、日本、ヨーロッパでも、スーパーにそのような検査機がある国は聞いたことがありません。いかに中国で偽札が出回っているかの証拠ですが、それにしても給料に偽札を出す経営者も凄いとも言えます。
中国にはモラル・社会常識はないと言った方がよいかも知れません。
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