Vol.78 Apr/15/2008


6.トピックス


(1)高級車の売り上げ不振
米国経済はいよいよ最後の段階に差し掛かってきたようです。
今までは一般消費者が消費を削減している中にあり、富裕層はまったく関係なく高額商品を購入しているとされてきていましたが、今回明らかになりました【高級車の売り上げ】を見ますと、いよいよ富裕層も消費を削減し始めたということが言えます。
既に資産家が主に購入しています超高級デパートである『ニーマン・マーカス社』は売り上げ不振で人員削減・店舗閉鎖を行うと噂されてもいるのです。

<3月の高級車売り上げランキング>

 

減少率

販売台数

レクサス

−13.6%

24,939台

BMW

−8.7%

23,115台

ベンツ 

−3.7%

20,817台

キャデラック

−7.9%

17,453台

ある専門家は以下のように述べています。
『今は2つのリセッションに陥っている。不動産価格の下落と投資ポートフォリオの下落であり、超資産家も今は様子を見ようと言っている』

今回の金融混乱にまったくと言ってよいほど影響を受けていない超資産家も今の金融混乱がどのような形になるのか様子見を決め込んでいるために消費をしなくなっていると専門家は指摘しているのです。実際、色々なオークションでも3月は低調な結果になっており、資産家達が一斉に様子見を決め込んでいることがわかります。
ところが4月に入り超資産家達の態度が変わってきています。一般的な消費は引き続き減少していますが、本当に価値のある現物資産に対して超資産家たちは物凄い購入を行い始めているのです。
高級な車、ヨット、家などはもういい。よりしっかりした価値のあるものを購入するために猛然とお金を使い始めているのです。
『資産を残したければ資産家につけ』と昔から言われますが、まさにこれからはこの『言い伝え』が生きてくる時代になると思っています。

(2)お米価格の暴騰(アジア)と食糧安保
今、世界のお米価格が暴騰してきており、【タイ米】は、この3ヶ月間で2倍に跳ね上がっていますが、2003年の一トンあたり$200からいまや$800を超えてきており、5年間で4倍に跳ね上がったことになるのです。
日本ではいまだお米の価格はさほど動いておりませんが、今年世界中で穀物が大凶作にでもなれば世界から日本米を求めて買い注文が殺到し自由米市場の米の取引価格が急騰するかもしれず、そうなれば一般人はお米を食べることさえもできない事態になりかねません。
(当然買占め・売り惜しみ・便乗値上げも起こり、店頭からお米が消え、そうなれば昔ありました『米問屋焼き討ち』等が起こるかも知れません)

今、日本政府にはお米をはじめ穀物類の備蓄は殆どなく、日本も凶作となれば日本人は食糧を失い生きていけなくなります。
お金で買えないものがあると日本政府・日本人は早く気づき、早急に対策を講じるべきだと言えます。





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